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包茎手術のダウンタイムと手術後にやってはダメなこと

包茎手術のダウンタイムについて

このページでは、包茎手術のダウンタイムについてと、手術後にやってはいけないこと、またはできるだけ控える行動などについて詳しく解説します。

包茎手術とその後について

包茎手術のダウンタイムと手術後にやってはダメなこと

包茎手術は、手術後に特別な措置や観察などが必要な場合を除き、基本的に日帰りで行われる外科手術です。

多くの男性専用クリニックでは、手術を受けたその日に帰宅できます。

日帰りでできる手術だからと言って、帰宅してから今まで通りに何でもすぐにできる訳ではありません。

包茎手術を受けた後は、色々と行動が制約されます。

そして、患者さんが自分でアフターケアを行う必要があります。

なお、包茎手術のアフターケアに関しては、別のページで詳しく解説しているので、そちらもご覧ください。

包茎手術のダウンタイム

包茎手術のダウンタイムと手術後にやってはダメなこと

包茎手術のダウンタイムとは、手術を受けた後に日常生活や性行為などに完全に復帰できるまでの期間や制限事項のことを指します。

実際のダウンタイムは、手術の種類や、個人の回復力、そして生活習慣などで変わりますが、一般的な流れについて整理してみます。

〇手術当日~2日目

状態

陰茎全体に腫れやむくみが出やすいです。また傷口が出血することも稀にあります。そして痛みが出やすい時期です。

対応

安静にすることが最重要です。そして患部を清潔に保つことも大切です。クリニックの指示通りにアフターケアを行います。

生活制限

シャワーは患部を濡らさない範囲で可能ですが、入浴は基本的に禁止です。そして飲酒や激しい運動も禁止行為です。また意図的に勃起させること(自慰行為や性行為)も禁止です。

その他

朝立ちなどの勃起による痛みが強い場合があります。また、座る姿勢や歩行によって、突っ張り感や痛みを感じることもあります。

〇手術後3日~1週間

状態

まだ陰茎の腫れやむくみがあります。また内出血が目立つかもしれません。縫合糸の突っ張り感やガーゼ等の違和感があるかもしれません。

対応

処方された抗生物質や鎮痛薬などの処方薬を服用します。そして幹部の消毒やガーゼの交換などのアフターケアを続けて、清潔に保つことを意識します。とにかくクリニックの指示に従って、忠実にアフターケアを行います。

生活制限

通常の歩行などは違和感もなくできるようになります。しかしスポーツや重労働は禁止です。また入浴は担当医師の許可が出れば可能ですが、まだシャワーで対応する方が賢明です。そして意図的に勃起させること(自慰行為や性行為)もまだまだ禁止です。お酒もまだ我慢する方が良いです。

〇手術後2週間

状態

抜糸が必要な場合はこの時期に行います。腫れやむくみはかなり和らぎ、違和感も少なくなります。

対応

日常生活はほぼ問題なく行えるようになります。

生活制限

スポーツが可能ですが、できるだけ軽い運動が良いです。意図的に勃起させること(自慰行為や性行為)もまだまだ禁止です。

その他

朝立ちなどの勃起が頻繁に起こるようになるかもしれませんが、傷口がまだまだ不安定なので、自慰行為や性行為は我慢が必要です。

〇手術後約1か月

状態

縫合部分の傷の治りが進み、赤みや腫れなどもなくなってきます。ただし違和感は多少残る場合もあります。

生活制限

あらゆる生活制限がなくなります。自慰行為や性行為が可能になるタイミングは、術後4~6週間です。また激しいスポーツやトレーニング等も、本格的に再開が可能になります。

〇手術後約3か月以降

状態

傷跡の赤みはほとんとなくなり、自然な見た目になります。違和感もまったくなくなる時期です。縫合部分は多少わかるかもしれません。

生活制限

特になし

包茎手術のアフターケアについては、担当の医師やスタッフの指示に従ってください。

また生活制限についての説明も、クリニックによって多少の違いがあるので、担当の医師やスタッフの指示に従ってください。

手術後の患部の状態が気になる場合は、遠慮せずにクリニックに相談しましょう。そして必要に応じて、診察してもらうのも良いと思います。

多くの男性専用クリニックは、包茎手術後の診察は無料なので、傷口の状態や縫合糸の様子、またはスポーツや性行為が可能かどうかなど、気になる場合は遠慮せずに相談し、診察してもらいましょう。

大切で需要なことは、決して自分で勝手に判断しないことです。

ポイントチェック!

通常の日常生活ができるまで:約3日~1週間

運動ができるまで:約2~3週間

自慰行為や性行為ができるまで:約4~6週間

見た目が落ち着くまで:約3か月前後

ダウンタイムに影響を及ぼす要因について

包茎手術のダウンタイムと手術後にやってはダメなこと

ダウンタイムに要する期間は個人差がかなり大きいです。

手術の後の傷口が修正され、回復するまでの時間は、その人の回復力などの性質や、疾患の有無、そして生活習慣などが大きく関係しているからです。

以下の取り上げるダウンタイムに影響を及ぼす要因は、包茎手術に限らず、皮膚などの組織を切開する外科手術全般に共通する、一般的な考え方によるものです。

ダウンタイムの要する時間(一覧表)

短い長い
手術方法レーザーメス通常のメス
年齢若い高齢
体形肥満ではない肥満
アルコール飲まない飲む
タバコ吸わない吸う
睡眠十分な睡眠寝不足
栄養バランスの良い栄養栄養不足、偏食
疾患など特になし高血圧、糖尿病、各種疾患

ダウンタイムに要する時間の補足

<手術方法>

包茎手術のダウンタイムと手術後にやってはダメなこと

レーザーメスを使用した手術の場合は、出血が少なく、腫れも起こりにくいのが特徴です。また傷口の回復も早いです。

通常のメスを使用した場合は、出血が多くなりやすく、腫れも起こりやすいです。そして傷口の回復も多少長くなる傾向があります。

<年齢>

包茎手術のダウンタイムと手術後にやってはダメなこと

手術を行う年齢は、若い時の方が治癒力があり、回復も治りも早いです。

年をとってからの手術の場合は、回復が遅くなるだけでなく、傷口が思うように綺麗にならない場合があります。

<体形>

包茎手術のダウンタイムと手術後にやってはダメなこと

肥満体質の場合は、傷口の回復が遅くなる傾向があります。

肥満は体中の血流が悪くなるので、様々な影響が起こりやすくなります。

特に注意が必要なのは、傷口の炎症や、傷口からの感染リスクが高まることです。

<アルコール>

包茎手術のダウンタイムと手術後にやってはダメなこと

アルコールは大好きな人が多いと思いますが、ダウンタイムにおいては、百害あって一利なし、です。

アルコール摂取は注意が必要なので、以下にまとめました。

1・出血のリスクが増える

アルコールには血管拡張作用があり、血流が増えるため、手術後に出血や内出血が悪化する可能性があります。

また包茎手術の直後は、縫合部分がまだ不安定なため、少量の飲酒でも出血することがあるので注意が必要です。

2・腫れの悪化および長期化

アルコールは体内の炎症反応を促進して、浮腫(むくみ)を悪化させる原因になります。

これによって、手術後の腫れが長引き、ダウンタイムが長くなる場合がるの注意が必要です。

3・感染のリスクが上がる

アルコールの過度の飲酒は、免疫機能を低下させ、手術後の感染のリスクを高めてしまいます。

感染が原因で傷口が化膿した場合、回復が大幅に遅れるだけでなく、再手術が必要になることもあるので注意が必要です。

4・薬との相互作用

包茎手術の後は、多くのクリニックで抗生物質や鎮痛薬が処方されますが、アルコールはこれら処方薬の副作用を強めたり、効果を弱めたりします。

特に抗生物質とアルコールを一緒に摂取すると、吐き気や動悸、または血圧低下などの強い副作用が出ることがあるので注意が必要です。

<タバコ>

包茎手術のダウンタイムと手術後にやってはダメなこと

タバコもアルコールと同じで、ダウンタイムにおいては、百害あって一利なし、です。

ニコチンが体内に入ることで血管が収縮され、血液の循環が非常に悪くなります。

その結果、傷口を治癒する能力が低下し、回復が遅くなります。

<睡眠>

包茎手術のダウンタイムと手術後にやってはダメなこと

意外と軽視されがちな睡眠ですが、睡眠不足は体内のあらゆる機能を低下させるので、最も注意が必要な要因です。

十分な睡眠は、ダウンタイムにおいて最も必要、と言っても過言ではないほど、極めて需要な要因です。

十分な睡眠と同時に、規則正しい生活習慣が大切です。

<栄養>

包茎手術のダウンタイムと手術後にやってはダメなこと

栄養不足もダウンタイムを遅らせる要因の一つです。

特に偏った食生活は、体内の機能が十分に働かなくなるので注意が必要です。

バランスの取れた、そして規則正しい食生活が好ましいです。

<疾患その他>

包茎手術のダウンタイムと手術後にやってはダメなこと

高血圧や心疾患などの循環器系の疾患、そして呼吸器系や代謝や免疫の疾患などがある場合は、ダウンタイムは長引く傾向があります。

傷口を早く治すためには、十分な血液、そして栄養素と酸素が必要です。

特に合併症がある場合は、傷口の治癒は長引きます。また糖尿病を患っている場合も同様です。

ダウンタイムの最中に以下の症状が出たら・・・

包茎手術のダウンタイムと手術後にやってはダメなこと

もしダウンタイムの最中に以下の症状が出たら、速やかにクリニックに連絡して相談をしましょう。

そしてクリニックの指示に従い、必要であれば診察してもらいましょう。

出血

僅かな出血の場合は、自然と治まることが多いので心配はありませんが、包帯が真っ赤に染まるほど出血の量が多かったり、激しい出血が止まらない場合は、クリニックに相談しましょう。

 
痛み

手術後は1週間ほど痛みが続きますが、アフターケアで処方された鎮痛薬で、十分に対応できます。しかし、激痛などで鎮痛剤の効果がない場合は、クリニックに相談しましょう。

 
発熱

体調不良でもないのに手術後に発熱がある場合は、患部が感染した可能があるので、クリニックに相談しましょう。特に、38度以上の高熱が続く場合は注意が必要です。

 
膿や腫れ

手術後に縫合部分の傷から膿が出る場合や、赤く腫れて熱を持っている場合は、ばい菌などの影響の可能性もあるので、クリニックに相談しましょう。

 
排尿に不具合

手術後に痛みなどが原因で排尿するのが困難だったり、尿そのものが出ない場合は、クリニックに相談しましょう。

 
縫合不良

極めて稀なことですが、縫合部分がほどけてしまう場合があります。縫合糸が切れたり、傷口が開いてしまった場合は、すぐにクリニックに相談しましょう。

その他、気になることがあれば、遠慮せずにクリニックに相談しましょう。

なお、包茎手術のアフターケアに関しては、別のページで詳しく解説しているので、そちらもご覧ください。

ダウンタイムについてのまとめ

包茎手術の後のダウンタイムについて、細かくまとめてみました。

冒頭にも書いたように、包茎手術の内容によって、ダウンタイムは多少の違いがあります。

高額な手術プランである美容整形の包茎手術の場合は、ダウンタイムに長い時間が必要になります。そのかわり、非常に綺麗な仕上がりになります。

男性にとってはキツイことですが、性欲と闘うことになるので、包茎手術を考えている人は覚悟が必要です。

しかし、性欲を抑えて、辛抱し、我慢すれば、1か月後には別人に生まれ変わります。

包茎手術を受けたほとんどの患者さんが満足しているので、1か月間我慢する価値は十分にあります。ダウンタイムを頑張って乗り切りましょう!

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